※この記事は「レジェンドバトル単騎Note」のファイヤー編です。
簡単な相手の詳細
ファイヤーとのバトルでは難易度を問わず、特殊ルールとして「天気の変化が時間経過で解除されない」が適用されます。
ファイヤーはこの特殊ルールのもと、特定のタイミングで天気を「ひざしがつよい状態(以下、晴れ)」に変え、ほのおタイプの攻撃を強化します。
それだけでなく、晴れの時に適用されるパッシブスキルを多数有します。安易に晴れにタダ乗りしようものなら、2つの「ほのおガード」も手伝って返り討ちです。
このことから、天気を晴れ以外の何か(雨、砂嵐、あられ、通常(天気が変化していない状態))に変えることが重要、もとい、ほぼ必須となる相手です。
弱点:いわ(1ゲージ目、3ゲージ目)
みず(2ゲージ目)
B技:ファイアーインパクト
特徴的なパッシブスキル
ほのおガード(2つ、常時)
晴れ時必中化(難易度H以上、常時)
晴れ時全ダウン無効(難易度VH、常時)
晴れ時攻撃時やけど付与9(難易度H以上、2ゲージ目)
本題
・・・と、ここまで書くと、非常に手強い相手に見えるでしょう。
Exactly,その通りでございます。
まず前置きとして、ファイヤーが天気を晴れにするタイミングは5回存在します。
その5回とは「1ゲージ目開始時」「2ゲージ目開始時」「2ゲージ目後半突入時」「3ゲージ目開始時」「3ゲージ目後半突入時」です。これは全難易度共通です。
つまり一度の挑戦で天気を5回、晴れ以外にできることは半ば絶対条件です。これにより、強力なパッシブスキルを一斉に無効化しなければなりません。
では、天気を晴れ以外にできさえすれば、容易に攻略できるのでしょうか。
・・・はっきり言います。答えは「NO」です。
ファイヤーが使う技は、そもそもの威力が高いものばかり。加えて「フレアドライブ」「ねっぷう」「だいもんじ」などは、素の状態で火傷の追加効果があります。
「エアスラッシュ」「ぼうふう」と言った、厄介な追加効果を持つ技もあります。
デバフも厄介です。1ゲージ目では「にらみつける」とパッシブスキルの効果で防御・素早さをデバフします。難易度H以上なら、晴れの状態で攻撃される度に追加で防御デバフが付きます。
2ゲージ目と3ゲージ目では、後半突入時に特防デバフ。さらに難易度H以上の3ゲージ目は、晴れの状態で攻撃される度に能力7種をデバフされます。
極めつけに、多くのレジェンドバトルは難易度VHでセンターのHPが約32000であるのに対し、ファイヤーは難易度VHのHPが約40000です。
それだけ多く攻撃しなければならず、並の火力では長期戦を避けられません。
総じて、最も厄介なレジェンドバトルの1つと言えるでしょう。英語で言うなら「One of the most troublesome Legendary Arena」ですかね。
各種ポイント解説
天気を晴れ以外にしよう!
これは単騎だろうが普通に3枠だろうが必須と言えます。
ただでさえ強いファイヤー、晴れのまま放置しようものなら、あっという間に焦土と化します。一部晴れのままVH単騎してるのいるけど
オススメは、1ゲージ目と3ゲージ目では砂嵐、2ゲージ目では雨です。それぞれ弱点に合わせて、活躍できるバディーズがいると良いでしょう。
特に「キクノ&カバルドン」は技で弱点を突くことこそできませんが、パッシブスキル「初登場時砂嵐化&砂嵐無効」により、バトルを開始するだけで天気を砂嵐にできます。
それだけでなく、技としての「すなあらし」も持つことから、晴れを妨害する力に長けます。
ひるみを活用しよう!
難易度H以上のファイヤーは「晴れ時異常無効」を持つ一方、妨害状態(ひるみ/混乱/バインド)は晴れでも問題なく通すことができます。
特に「相手が天気を晴れに変えた後、こちらが再び天気を晴れ以外にするまでの間」に攻撃を受けてしまうと致命傷なので、ここをひるみで時間稼ぎできると良いです。
「ひるみ耐性7」から始まり「ひるみ耐性強化1」も持つことから、長い間動きを止めることはできませんが、幸い何度ひるみを解除されても「ひるみ無効」になることはありません。
「アセロラ&シロデスナ」は配布バディーズでありながら、天気の変更(砂嵐)とひるみ(「おどろかす」)を両立することができます。
マスターバディーズに視野を拡げれば「マジコスクリス&スイクン」も、天気の変更(雨)とひるみ(「攻撃時ひるみ付与2」)を両立できます。こちらは「やけど無効」「ひるみ無効」で事故を防げるのも嬉しいですね。
後半突入に「B技後○○化」を合わせよう!
主に「(初)B技後○○化」により天気を晴れ以外にできるバディーズが、2ゲージ目と3ゲージ目で使えるテクニックです。
そのようなスキルが適用される状態で、バディーズわざで後半に突入できると、相手が天気を晴れに変えた直後に「(初)B技後○○化」が発動します。
つまり「相手が天気を晴れに変えた後、こちらが再び天気を晴れ以外にするまでの間」をカットでき、晴れの状態で攻撃される事態を防ぐことができるのです。
普通に3枠使用しての攻略では、火力を出しやすいことから恩恵を得にくいですが、後述の「サイトウ(22シーズン)&バイバニラ」単騎では、これを意識できるとさらに安定させることができます。
VH単騎おすすめバディーズ
ぶっちゃけファイヤーVHの単騎は非推奨です。
ちょっとでも操作ミスした瞬間に超火力、確定火傷、凶悪デバフが飛んでご臨終不可避です。単騎を始めたての方は、挑戦しない方が良いでしょう。
しかし、この記事を書いた時点(2024/01/26)で1組だけ、比較的安定して単騎クリアが可能なバディーズがいるので、それを紹介します。
サイトウ(22シーズン)&バイバニラ
パッシブスキル「初登場時あられ化」とバディストーンボードの「B技後あられ化」を活用し、あられをキープして戦えるバディーズです。
さらに「霰時P技後防御特防↑9」「あられ時HP回復2」のおかげで、ここまで十二分に凶悪さを解説したファイヤーに対し、まさかの持久戦を仕掛けることができます。
「おどろかす」によるひるみ、緊急時の「キズぐすり」も完備。素の火力こそ低いですが、あられのスリップダメージを活用することができます。
「急所無効」をバディストーンボードで取れることから、ポテンシャルを事故防止の「やけど無効」に割くことができるのも、嬉しいポイントです。
ただし繰り返しますが火力は低く、一度の挑戦に10分は覚悟する必要があります。
おわりに
というわけで、ファイヤーの解説でした。
一部では「春を告げるポケモンであることから、それくらいの時期のレジェンドアドベンチャーに来訪する」と言われるファイヤー。その割には、真夏の2023年8月に来襲していましたが・・・
この記事を書いた頃(2024/01/26)は寒い日が連続していたので、「早く過ごしやすくなってほしいな!」の意を込めて書きました。
その結果、前回書いたカプ・ブルルから大きく難易度が跳ね上がりましたが・・・