【ポケマス】キャラクター強化があまり好きではない話

早いもので、もうすぐ2.5周年を迎えようとしている、スマートフォン向けアプリ「ポケモンマスターズEX」。

ポケモンの中ではヒトモシが一番好きな自分は「初期実装バディーズ(バディーズとは所謂キャラクターのこと)の中にヒトモシの進化系シャンデラがいる」というだけで、リリース時に始めました。

ハーフアニバーサリーあたりまで、常にトゥイッターに「サ終」がサジェストされる程不安定だったポケマスが、今なお続いているというのは、感慨深いものがあります。

 

前語りも程々に、本題に入りましょう。育成要素のあるソシャゲは、同じキャラクターを複数入手したり、専用のアイテムを使うことで、キャラクターを強化できるのが一般です。所謂「凸」とか「開花」とか呼ばれる要素ですね。

ポケマスで凸は「わざレベル」、開花は「★6EX(★アップ)」と呼ばれます。なおこの記事ではわざレベルを「技n」と表記します。1から5まであり、初めて入手した時は技1、最大まで強化した場合は技5です。

わざレベルが上がると攻撃技、バディーズわざ(要は必殺技)、バディーズダイマックスわざ(要は奥義、一部のバディーズのみ使える)の性能(主に火力)が上がります。

★アップは、★5までのバディーズが行える強化方法です。その時点での★の数と同じ★の「のびしろ」を合計20枚使うことで、★を1つ増やすことができます。

例えば★3のバディーズは、★3のびしろを20枚使うことで★4に、その後はさらに★4のびしろを20枚使うことで★5にできます。但し★6EXに強化する時は、★5のびしろ20枚に加えて、専用のアイテムが必要になります。

のびしろは1枚単位で使うことができ、1枚使うごとにHPが2、その他のステータスが1上昇します。元々が★5のバディーズのみ、1枚あたりの上昇量がHP5/他2となっています。

特に無課金の場合、のびしろは入手手段が非常に限られるため、よく考えて使う必要があります。

 

・・・と、ポケマスをプレイしてない方向けの凸と開花の説明も済んだので、いよいよ「キャラクター強化があまり好きではない話」に入ります。

ポケマスの凸システム

ポケマスでは、全く同じバディーズを複数所持することはできません。

全く同じバディーズを入手した場合、その時点で自動的にわざレベルが1上がります。

自分は現状、ポケマス以外のソシャゲをプレイしていないので、明確なことは分かりませんが、有名どころだとFGOは複数所持可能であり、手動で凸を進められる筈です。

スキルパネル(ポケマスでは「バディストーンボード」と呼ぶ、通称BSB)が用意されているバディーズもおり、そのようなバディーズは技3以上で全てのスキルパネルが取得可能な状態になります。

なお、重複入手のバディーズが既に技5の場合は、既定ののびしろが1枚貰えます。

★6EXの恩恵

★6EXが用意されているバディーズは、★6EXに★アップすることで、バディーズわざの性能を大幅に上げることができます。

攻撃が得意なバディーズは、通常は単体攻撃のバディーズわざが全体攻撃になります。

搦め手が得意なバディーズは、バディーズわざの威力が大幅に向上します。

支援が得意なバディーズは、バディーズわざを使うことで味方全体の火力を大きく上昇させます。

自分のポケマス事情

自分はポケマスに関してエンジョイ勢を自称する傍ら、恒常★5バディーズ紹介資料を作成したり、高難度ステージの解説資料を作成したりしています。他にも稀に、高難度ステージで詰まっている初心者さんへのアドバイスも行います。

その一方で「お得に廃課金」という支離滅裂な信条のもと、かなり積極的に課金しています。

当然ガチャ(ポケマスでは「バディーズサーチ」と呼ぶ)を実行する回数も多く、★3と★4は勿論★5バディーズも相当数が技5に到達済み、所謂フェス限など期間限定を含めて、ガチャでしか入手できないバディーズは全所持しています。そのうえで★3と★4のバディーズは、全て★5以上に★アップ済みです。

ごく一部、ガチャだけでは現状全所持できないバディーズ群が存在しますが、それでも全バディーズの性能を手元で確認することができ、上述の資料作成やアドバイスを行うにあたって、とても都合の良い環境にいます。

相手は境遇が同じではない

しかし「アドバイスを行う」立場である場合、この恵まれた環境が必ずしも良い方向に転ぶわけではありません。

アドバイスを行う相手は初心者さんです。無課金であることも充分考えられます。

初心者さんや無課金の場合、バディーズ全所持はほぼ確実に有り得ません。さらに★5を所持していたとしても技1、良くて技2といった感じです。

自分の所持状況より各種技の性能が弱く、自分が取得できるスキルパネルも、その方は取得できないわけです。★アップの状況も当然異なり、特に自分が★6EXにしているバディーズの場合、大きな差が生じます。

結論としては

育成状況の巻き戻しができない。これこそが、自分が「キャラクター強化があまり好きではない」理由です。

 


ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

これ以降は蛇足なので、読みたい方だけご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぼくのかんがえたさいきょうのキャラクター強化仕様

「じゃあどういう仕様が良いの?」と思われる方がいることでしょう。

簡単に言うと、自分が理想と考えるキャラクター強化は、育成ではなくアンロック方式です。凸が進むとただ単にキャラクターが強くなるのではなく、自由に調節できる能力キャップの上限が解放される、といった感じです。

HP500のキャラクターに5段階の能力キャップがあり、1段階上げるとHPが50増えるとしましょう。初期状態(1段階目)ではHP500から増やすことはできませんが、凸を1つ進めるごとに2段階目、3段階目・・・と引き上げることが可能になります。

つまり最大まで凸を進めると、HPを500~700の中から、50単位で任意の値に調整することができるのです。

このようなシステムであれば初心者さんにアドバイスをする際、初心者さんと同じ強さにグレードを下げて試行できるようになり、より的確にアドバイスできます。

その点スキルパネルは、まさに理想を体現した強化方法と言えるでしょう。初心者さんが取得できる範囲のスキルパネルだけを使って、能力を調整できるのですから。

自分はポケマスに於いて、ガチャでしか入手できないバディーズは実装の当日に入手、さらに期間限定バディーズは期間内に技3以上を目指しますが、その理由がこれです。勿論、単に自分で使う時に自由にスキルパネルを振りたい、というのもあります。

 


というわけで、この記事はここで終了です。