【ニコリ】パズル通信ニコリ177号を入手+α

3の倍数月に出版社「ニコリ」から発行される、季刊パズル本「パズル通信ニコリ」。その177号が先日、12月10日に発売されたので、早速(と言いつつ1日遅れで)購入してきました。

今回の特集パズルは「カニ」ということで、カニを題材にしたパズルが多数収録されています。あの昔話をイメージしたようなパズルから、あの正月特番をイメージしたようなパズルまで、まさにカニづくし。

また、読者から新しいパズルを募集するコーナー「オモロパズルのできるまで(通称:オモパ)」から独り立ちし、晴れて定食パズルの仲間入りを果たした「ダブルチョコ」も今回は大増量です。

それ以外にも多彩なパズルが収録されている1冊。パズルに興味がある方は、買って損はしないと思います。皆さん是非買いましょう。各種大手通販サイトは勿論、ニコリの直販ショップからも購入することができます。

 

本題 ―今回も全ボツでした;q;―

ところでこのニコリでは、読者からのパズル投稿を募集しています。寧ろニコリから出題されるパズルの多くは、読者の手でつくられたもので構成されています。

かくいう自分も趣味パズル作家「淡雪霙(あわゆきみぞれ)」として、ニコリにパズルを投稿する1人。掲載していただける問題を目指して作問、投稿をしています。

投稿したパズルが1問でも掲載された本は「掲載誌」となり、ニコリからいただくことができます。掲載誌は無料で入手でき、さらに掲載された問題数と規模に応じた薄謝、所謂「原稿料」もいただくことができ、至れり尽くせりです。

しかし掲載誌は狭き門。ニコリにとっては商売である以上、当然、解いて面白いパズルでなければ掲載は叶いません。この記事の冒頭に「購入してきた」と書いてあるということは、そういうことです。

投稿自体は10年以上前に始めたものの、約3年のブランクを経て丁度1年くらい前に投稿を再開した身。他の熟練パズル作家さんに枠を取られがちです。

そもそも今回は、177号向けの投稿を殆どサボった所為でもあるんですけどね・・・因みに掲載のチャンスは基本的に「原稿を入れた封筒に消印が捺された月」から3ヶ月~1年半の間に発売される本に発生します。

 

2021年の掲載分

今年ももう12月。ということは、今年はもうニコリから発売されるパズル本はありません。となれば当然、今年は掲載誌をいただくチャンスも無いわけです。

そこで、このブログを始めた時期も考慮し「2021年に掲載されたパズル」をメモとして残します。

パズル通信ニコリ174号(3月発売)

趣味パズル作家としての活動を再開後、最初に掲載のチャンスがあった3月。この時は新オモパ案「オービタル」を投稿し、無事に掲載していただけました。

複雑になりやすい傾向にある交差あり複数ループ系のパズルですが「ここまで爽やかになるとは(意訳)」との評価をいただけたのが、とても嬉しかったです。

残念ながら次号への生き残りは無く、この本限りのパズルとなりましたが、この記事を上げた時点では、冒頭で述べた直販サイトで購入できます。気になる方は是非入手してみてください。

パズル通信ニコリ175号(6月発売)

この本では定食パズル「ヤジリン」の小サイズを1問掲載していただけました。

黒マスの数を示すヒント数字を基に黒マスの位置を決め、線を引くパズルです。ネット上でも人気の高いパズルですが、ニコリから出題されるヤジリンはさくさく解けるものが多く、初心者さんでも安心です。

しかしこの時掲載していただいたヤジリンは、一目見て分かる通り・・・と、どこまで紹介していいの分からないので、気になる方は実物を入手して確かめてください。この記事を上げた時点では(略)。


以上の2冊が、淡雪霙としての2021年の掲載誌です。

「すっくなwww」とか言わないでくださいね。それは自分が一番よく分かっていますので・・・

これからの目標

2021年はもう掲載はありませんが、2022年以降も本は発売されます。

とりあえず現時点での目標は「季刊に毎回掲載していただく」としておきます。ニコリの代名詞・数独は作るのが苦手なので、バラエティに富んだ季刊への、安定した掲載を目指そうというわけです。

はたして自分は、この先生きのこることができるのか・・・それは自分の作問の腕次第です。解いて面白いパズルを作る・・・難しいことですが、結局はそれですから。

 

なお、今後もし掲載誌をいただけた場合は、今回のように年末に纏めて紹介するのではなく、各本の発売日に記事を書く予定です。

何回掲載報告をできるかは分かりませんが、頑張ります。